10月の料理教室は『一汁三菜レシピ』
お話は『油と脂のガイドライン~2~』でした。
前回からアブラについてシリーズでご紹介していますが、今回はアブラがナゼ必要かについてお話ししたいと思います。
その① 細胞膜の材料になる。アブラなしでは細胞のたった一つも形成できないのです。
その② 脳・神経系の機能を保つ。脳も中心部の大脳髄質は約55%、大脳皮質も約30%は脂質からできています。人の体で一番多くの脂質が存在しているのが脳です。
その③ 体温を維持し、臓器を守る。中性脂肪が脂肪細胞中に蓄えられたものが体脂肪です。
その④ 肌・髪の健康を保つ。毛穴1つにセットされているのが皮脂腺です。皮脂腺から出るアブラと汗が混ざることで皮脂膜をつくり、肌や髪を刺激から守ってくれています。
その⑤ 血液・ホルモンの材料になる。性ホルモン、血圧調整や血液凝固、免疫機能などに関わるホルモンの材料になります。
その⑥ 細胞を認識する標識になる。細胞同士の結合を促したり、各種生理活性物質のレセプターとして機能します。
その⑦ エネルギー源になります。使い切れない過剰な糖質、利用しきれないたんぱく質は中性脂肪という形に合成され、脂肪細胞に蓄えられます。
サンマのイタリア風南蛮漬けは魚を油で揚げないのでとってもローカロリー。野菜も一度火を通すので、たくさん食べられます。生玉ねぎが苦手なお子さんにもお勧めです。 ごぼうと里芋の煮物は一見、普通の煮物にみえますが、少量の煮汁で炊くので調味料のムダがありません。また、最後に追いかつお節を入れるのでとってもおいしくできあがります。 まいたけとピーマンの炒め物はバターとしょうゆの味付けに、舞茸のうま味が合わさった炒め物で、色取りもよくお弁当のおかずにぴったりなメニューでした。 わかめスープはとってもお手軽で、かつ、わかめやもやしがたっぷり食べられると好評でした。 ハロウィンクッキーは生地にカボチャを練り込んで焼き上げたクッキーです。サックっとした歯触りと控えめの甘みが好評でした。
次回の料理は 「一汁三菜レシピ」
11月12日(水)、11月15日(土)に開催予定です。
興味のある方は受付にお声をおかけください。
2014年11月1日
栄養士のコーナー・新
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