3月の料理教室は食事の基本『カルシウムたっぷり』 レシピ
お話は『骨粗鬆症とカルシウム』でした。
骨粗鬆症予防のためにはカルシウムを摂ることです。ポイントとしては毎日摂ること。そして吸収を助けるビタミンDやビタミンKも忘れずに。なぜ毎日摂らなければならないのかというと、カルシウムは骨や歯を作る他に、筋肉を動かして心臓の鼓動を保つなど生命維持にもかかわるので、常に血中濃度を保つ必要があります。そのため、血中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムを溶かして不足分を補ってしまうのです。1日の摂取基準は成人で1日600mg。骨粗鬆症予防には1日800mgです。
~備えておきたいカルシウム食材は~
ひじき、干しエビ、いわし丸干し、切り干し大根、若布、ちりめん、きくらげ、胡麻、豆腐、高野豆腐、厚揚げ、納豆、きなこ、味噌、大豆水煮、牛乳、チーズ、スキムミルク、ヨーグルト、粉チーズ。
今回のレシピでは一人前470mgのカルシウムが含まれています。 ししゃもを選ぶときのポイントは大きく太いものが味が良いです。保存したい時は油を塗って、ホイルに包んでおけば酸化が防げます。スキムミルクは加熱しすぎると風味も味も落ちてしまうので、気をつけましょう。保存は常温でOK。 黒ごま白玉団子は薬膳メニュー。中医学では五臓のうち骨ケアのためには『腎』の機能を高めると良いと言われています。薬膳では食材の色にも五臓の働きをサポートする作用があるとされ、『腎』の不調には黒い食事が有効と考えられています。
次回のテーマは 「お手軽丼ランチ」です。
4月17日(水)・20日(土)に開催予定です。
お話は水と食物繊維について。
興味のある方は受付にお声かけください。
2013年3月20日
栄養士のコーナー・新
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