7月の料理教室は『有名レシピを実際に作ってみよう パート4』
お話は『脂質:脂肪酸』でした。
みなさんは脂質と聞いてどのようなイメージをお持ちですか?
・体に悪い・肥満の原因・血がドロドロになる など。
飽食の時代、脂質は悪者扱いされがちですが、
人の身体は脂質なしでは成り立たないのも事実。脂質は細胞膜・ホルモンの材料になったり、体温を維持したり、肌や髪の毛の健康を保つなど様々な働きを担っています。脂質の中には不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸があり、
摂取量を減らしたいのは飽和脂肪酸:肉の脂やバター、マーガリン。
意識したいのは不飽和脂肪酸:青魚やウナギ、マグロ、植物性油。
中でも積極的に摂取したいのはDHAやEPAを多く含む『青魚』。しかし、青魚(推奨1日90g)って普段の食事からはなかなか取りにくいですよね。でも葉物野菜や根菜を食べると体内でDHAやEPAに変換されることがわかっています。食事の時、スーパーで油や食材を買う時などに脂質を意識し、いいものに目を向けてしっかり取るというスタンスでいることが大切ですね。
次回のテーマも「有名レシピを実際に作ってみよう」です。
世間で噂の痩せるレシピの理由を作って♪食べて♪実感して♪もらいたいと思います。
次回は9月12日(水)・15日(土)に開催予定ですので興味のある方はお早めにクリニック受付にお声をおかけください。
2012年7月25日
栄養士のコーナー・新
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