あけましておめでとうございます。
2015年もよろしくお願いいたします。
みなさんは何鍋がお好きですか?水炊き、ちゃんこ、キムチ、豆乳、寄せ鍋。トマト鍋やカレー鍋などのかわり鍋も登場して数年経ちますよね。
中に入れる食材も各家庭で様々おありになるかと思いますが、冬のお鍋に入れる魚の代表と言えばやはり『あんこう』ではないかと思います。
骨以外は食べられるあんこうはアン肝が珍重されます。アン肝にはコレステロール値を下げたり、血栓を予防する働きのあるIPAや、脳の働きをよくするDHAなどが含有されているほか、レチノール、ビタミンD、Eにも富んでいます。
レチノールは上皮細胞を正常化させ、皮膚や粘膜の免疫機能を維持し、視力も正常に保ちます。アン肝のビタミンDはカルシウムやリンの吸収を助け、正常な骨の発育を促します。ビタミンEは細胞の老化を抑え、生殖機能を正常に保たせ、手や足などの血行をよくします。
注意すべき点としては、レチノールは過剰摂取すると頭痛、めまい、嘔吐などが現れることがあります。一日540(女性)~600μg(男性)が摂取の目安です。アン肝にはレチノールが100g中8300μgも含まれているので、いくら体によくて美味しいからといっても食べ過ぎには注意してください。
2015年1月1日
栄養士のコーナー・新
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