いよいよ師走。今年一年もあっという間でした。
2014年の締めくくりに選んだ食材はカリフラワー。
はっきり言って個人的には注目していない野菜でした。が、なんと発ガン物質を抑制したり、老化、動脈硬化を予防したりとなかなかできる野菜だったので紹介したいと思います。
アブラナ科の野菜でキャベツと同じ仲間です。ブロッコリーが突然変異によって白化したもので、我が国ではブロッコリーより早く上陸したと言われています。
カリフラワーに含まれるイソチオシアネートという物質が発ガン物質の活性化を阻む働きをします。また、ビタミンCが豊かな点が特徴で、カリフラワーを100g食べると一日の必要量の半分を満たすことができます。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、メラニン色素の生成を阻害し、免疫力を高める白血球の働きを強化する働きがあります。
選ぶ時のポイントとしては小さくてもずっしりと重たい物、つぼみが開花していなくて、新鮮な外葉がついているものを選びましょう。
アクがあるのでゆでてから調理しましょう。茹でるときに小麦粉を少量入れてると沸点があがり、時間が短縮できるので、ビタミンCの損失を抑えることができます。ほのかな甘みも損なわれず、アクもよく抜けます。ゆでた後は水にさらさず、そのままザルに広げたほうが水っぽくならないのでおすすめです。
2014年11月28日
栄養士のコーナー・新
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