2024.6.1より 診療報酬改定に伴い、下記が適応されます。
・発熱患者等対応加算
発熱、咳、痰などの呼吸器症状、下痢や腹痛などの痛など消化器症状、神経症状、皮膚症状など感染症を疑う疾患のある患者様に対しては、専用の診療部屋を設けて、一般診療患者様と動線を分けることで感染拡大を防止しています。また月1回、発熱患者等対応加算20点が適用されます。この加算については感染防止対策を徹底して発熱、その他感染症を疑わせる症状の患者様に対する適切は診療体制を整えるためのものです。
・一般名処方加算
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。これにより薬剤の安定供給とコスト削減が図られ、患者様のメリットが大きくなります。
・リフィル処方箋について
当院では患者様の状態により、28日以上の長期処方を行うことが可能です。
リフィル処方箋(院外処方)の対応が可能です。長期処方およびリフィル処方の対応が可能かどうかについては、患者様の病状、状態等に応じて医師が判断致します。
・生活習慣病(Ⅱ)
年々増加する。生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年6月1日に診療報酬を改定し高血圧、脂質異常症、糖尿病に関してこれまでの「特定疾患指導管理料」を廃止し、個人に応じた療養計画に基づいて、より専門的、総合的な治療管理を行う「生活習慣病管理料」へ移行するよう指示がありました。このため、高血圧、脂質異常症、糖尿病のいずれかを主病名とする方で「特定疾患指導管理料」を算定していた方は「生活習慣病管理料」に変更となります。この改定によって、患者様には個々に対応する目標設定や血圧、体重、食事、運動に対する具体的な指導内容、検査結果を記載した「療養計画書」へ初回のみですが署名(サイン)をいただく必要がありますのでご協力のほど、何卒宜しくお願い致します。
・時間外対応加算
当院の診療時間:月火水木金土9:00~12:30、月火水金15:00~18:30、土15:00~17:00です。厚労省の規定により平日18:00以降、土曜日12:00以降は夜間早朝加算が適応されます。
・外来感染対策向上加算
初診患者様に対して、この加算が適応されます。当院では院内全対策の研修会を年に2回以上実施しており、感染性疾患の疑われる患者様と一般診療患者様と動線を分けた診療スペースを確保することにより院内感染のリスクを最小限に抑える取り組みを行っています。
・医療情報・システム基盤整備体制充実加算
当院では、オンライン資格確認システムを導入し、マイナ保険証の利用を促進しています。これにより他院で処方されている薬剤情報や、特定検診の情報などを活用して診療を行い、患者様に質の高い医療を提供します。
・明細書発行体制等加算
当院では医療の透明化を図るため、診療報酬算定項目が記載されている明細書を発行しています。内容は使用した薬剤名や行われた検査名が記載され、情報提供を充実させています。
・医療DX推進体制整備加算
最新のデジタル技術を活用し、オンライン請求の導入、オンライン視覚確認の実地、マイナ保険証の活用促進、電子処方箋および電子カルテ情報共有サービスの導入予定により、診療の効率化と患者様への迅速な対応が可能となる取り組みを行っています。
院長 郡 太郎
2024年6月1日
栄養士のコーナー・新
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